|
1966年以来、日本には「敬老の日」という国民の祝日が設けられました。現在、日本は世界一の長寿国、歴史始まって以来の記録を達成しています。「人生の春」には百花瞭乱の青春を謳歌し、「人生の夏」には青葉繁れる繁茂の日々を過ごし、「人生の秋」には豊けき実りの収穫を祝う、これ当然の目標でしょう。
しかし、「人生の冬」のイメージとしては、凋落の冬、冬枯れ、そして死の冬ですよね。
さて、この「人生の冬」をどう過ごし、どう生きるべきなのでしょうか。
87歳で『美しく老いる秘訣』という本を出版された劇作家、田中澄江さんは、「人生の四季」には、それぞれに充実した生き方があるとおっしゃっています。
さて、凋落の冬を迎え、死に向かって日々加速度を増している、この「人生の冬」にも充実した生き方、つまり花も実もある人生の生き方ってあるのでしょうか。
田中澄江さんは「ある!」とおっしゃるのです。私も、体ボロボロの心臓病の老年ですが、「そりゃ、ありますよ!」って申し上げたいのです。
私の身近に、手はリュウマチで固まり、パーキンソン病で、体がふるえる状態で、しかもこの「人生の冬」を、花も実もある充実感で、いきいきと生きていらっしゃるお年寄りがいらっしゃいます。私は、よそ目ながら、その方を観察、分析して、その秘訣をキャッチしたんですね。
その一、死んでも死なない永遠の命を握っている。死を乗り越えている。(ヨハネの福音書11:25)。その二、俺が俺がという我に死んで、心の中に愛の神が生きている。我を乗り越えている。(ガラテヤ人への手紙2:20)。その三、若いうちは、自分の生活を建てあげ、築いていかなければならなかったが、今は他の人のために祈り、他の人を祝福することに徹底している。個の領域を乗り越えている。
あなたもキリストによって、この人生の秘訣を得ていただきたいのです。
聖書の中のパウロの言葉「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。」(ピリピ人への手紙1:21)
|