『第三の人生』という、全世界でベストセラーになった本を書かれたアルフォンソ・デーケン博士は、菊池寛賞までもらった、日本語の達者な人です。彼は、ある講演会の冒頭に、「え〜、日本の厚生省の最新発表によれば、日本人の死亡率は100パーセントになったそうです」と言ってまず笑わせて、講演をはじめたほどユーモアのある人です。
 この何もかも先行き不透明で、わからない時代に、たったひとつわかっていること、そして決まっていることは、私たちがひとり残らず死ぬということです。それなのに不思議なのは、大多数の人が、「死への準備、死後の備え」をしていないことです。そればかりか、ひと頃前までは、死のことを口にすることさえタブーにしていました。
 最近は、「老後の備え」をもう40歳代からしている人も多いようです。老いてもなお健康、元気な日々を過ごせるように。健康には気を使います。
 ある本には、毎日泳げば平均寿命にプラス6年半、毎日歌を歌えばプラス4年半、ユーモアのある人生を送れば、平均寿命にプラス5年半は長く元気に生きられるとありました。
 年をとったら、誰しも必ず機能的、能力的、体力的に衰えます。それなのに、パウロという人は聖書の中で、「外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」(コリント人への手紙第二4:16)と、すばらしい宣言をしています。これが本当なら、老後も死ぬまで元気で過ごすことができるでしょう。
 なぜパウロは、こんな宣言ができたのでしょう。じつは、彼は罪を悔い改めて、悔いし砕けし心で、しっかり救い主イエス・キリストを信じ、与えられる永遠の命にがっちりとつながっていたからなのです。これでは、死ぬまで元気はもちろん、死んでも元気で、天のみ国に生き続けるでしょうね。
 イエス・キリストの不思議な言葉をご紹介しましょう。
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。…このことを信じますか。」(ヨハネの福音書11:25-26)